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ワインや日本酒にニックネームをつけてみる。

このワインどんな味わいだろうと思って、店内のポップを見てみると、〇果実味たっぷり 〇フルーティー 〇ミネラル感が心地よい

とか書いてありますよね。これはワインの表現としては世界で通用する共通言語で、業界ではこの表現で、大体どんなワインなのかが分かるようになっています。でも一般のお客様の立場から考えてみたとき、果たしてこれで良いのかな。という感じがします。

ワインを飲みなれている人には分かるかもしれないけど、そうでもない人にとっては、あまり指針にはなりませんよね。結局はコメントした人の主観に基づくものだから。(だからワインを学ぶとワインの楽しみが拡がると言えるのですが…。)

『黄金の丘で君と転げまわりたいのだ』三浦しをん・岡元麻理恵共著 という本があります。ここでは例えばマルセル・ラピエールのボージョレ・ヌーヴォーをなんと『アリスのウサギ』と表現しています。こういう遊び心良いと思いませんか。この表現方法、マネしたいなーと思っていますが、一流作家の表現力をなかなか簡単にはマネできません。でもやってみたら面白いだろうなー、と思っています。だってどうせ主観に基づくものなのだから、買うときにクスッと笑える方が楽しいと思いませんか。(注:実際にやれるかどうかは別問題です。)


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日々是勉強。
今回のリニューアルプロジェクトにあたって、いろんなお店を見させてもらっています。同業の酒屋さんはもちろん、また本屋さんやカフェ、リサイクルショップなどなど。

荻窪の本屋タイトルさんは勉強になりました。『本屋、はじめました。』という著書を出版しており、何度も読み返しました。出版業界も、酒販業界と同じく厳しい状態で、そんな中、新刊の書店をオープンさせる過程を書いた本です。店舗は販売スペース+ギャラリーとなっています。実を言うと、このブログ自体もタイトルさんの真似をして、リニューアルオープンまでの過程を書こうと思って始めました。

そのタイトルさんを紹介してくれたのは、神戸で働く奥村聡さん。奥村さんとは小学校の同級生で、子供の頃よく一緒にファミコンをやってた仲です。奥村さんは「ひょうごエンジン株式会社」という会社を設立し、存続の危機にある中小企業を500社以上支援してきた再生家です。今回のリニューアルプロジェクトでも何度かアドバイスをもらっています。

また感謝すべきは全国の酒屋の仲間や先輩達。色々なアドバイスをいただいたりしています。このブログも楽しみにしてくださっている方も多く、本当に感謝しています。業界の事、ワインセラーの事、僕は酒屋を始めて間もないので、色々勉強させてもらってばかりです。


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ディスカウントイメージの一新。

古材や廃材を利用してカッコイイ空間を造ります。今使っているもので使えるものは塗装をし直したり、リメイクしてなるべく使用します。陳列棚もリメイクして使います。でもディスカウントショップ用に作られた床など、どうしてもイメージを変えたいものがあります。これは今後の店の為にはどうしても変えるべきものだと考えています。

看板も外すしネオンも外します。ディスカウントショップには必要だったけど、次のお店には必要ではないので。そんな判断をしなければならないケースもいっぱいあります。なんとか社長の理解を得なければなりません。

うちのような小売店の場合はわざわざ店に来てもらって、うちで買い物をする事に満足してもらうことが重要だと考えています。商品をセレクトする力は当然として、「見せる事」空間づくりはすごく大事なポイントになります。





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ブランディングについて考えてみました。

プライスカードを新しくひとつひとつ作り直そうと思っています。大きさを統一したり、店舗のロゴを入れてみたりして。店全体の統一感を出すためには、同じテイストのプライスカードが良いです。パッと見て、違和感なくなんかカッコイイな、と思ってもらえるようにしたいです。

レジ袋や紙袋、ギフトボックスなどは、新しい袋や箱も用意します。でも使えるものは使いたい。日本酒の箱なんかも余っているのがたくさんあるんです。今使ってるものを簡単に処分せずに使える道はないものかと考えていて、ひとつ良い案を見つけました。(完成したらここで報告します。)

新しくカッコイイものを使いたい気持ちはあります。でも捨てられるものに価値を加えて、「カッコイイな」と思ってもらえれば嬉しいです。それが古材や廃材を使って空間を造る新しいうちのお店であったり、リユース可能な瓶を使って量り売り生ビールをやっていたりするうちのお店のブランディングに繋がるのではないかな。


★写真は量り売り生ビールの機械




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残すべきもの。残さないもの。
リニューアル工事スタートまであと約1カ月。今お店では販売を継続するもの、売り切ってしまうものの選定を行っています。

ワインはもう半年前から商品の入れ替えを行ってきていますので、ほとんど完了しています。以前と比べると自然派ワイン中心の品揃えとなり、日本ワインの取扱いは大幅に増えました。日本酒は特定名称酒(純米酒とか純米吟醸酒とか)は残すものも多く、少しずつ品揃えを増やしています。

残さないものの選定をシビアに行う必要があります。パック酒、焼酎甲類、リキュールは大幅縮小。食品、菓子も縮小。本当は思い切って終了してしまいたいカテゴリーもあります。でもお客さんがついているものもあり、なかなか踏み切れなかったり。

『残すべきもの。残さないもの。』
立場によって変わってきますが、迷ったときはコンセプトに戻ってしっかりと考えたいと思います。





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図面ができました!

現在の広すぎる店内では商品がスカスカに見えてしまうので、売場は約半分に縮小します。取扱い商品群も大幅に削減します。例えばスーパーやコンビニでも買える商品などは、思い切ってやめてしまおうと思っています。(その選定に頭を悩ませていますが…。)

約半分にした売場スペースには厳選した日本酒を並べ、ワインセラーを新設します。レジを中央に移動して、ギフトラッピング用に作業台も併設します。また試飲用のカウンターも設けて、いつでも試飲会ができるようにします。将来を見据えて、調理ができるような設備も用意します。

生ビールの量り売りはもちろん継続します。リサイクル瓶を使用しての生ビールの量り売り。環境にも優しく、ご自宅でビアホールと同じ味わいが味わえます。もっと知ってもらえるようにしたいです。また生ビールだけでなく、日本酒やワインも量り売りできたらいいな、と作戦を練っています。

残り半分の吹き抜けエリアはイベントスペースとして、各種試飲会などを開催したり、ライブを行ったりする場所にします。

こんな計画を詰め込んだ図面ができました。


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お店の屋号が新しくなります!

川越汀角屋酒店 かわごえかどやさけてん (汀は読みません)

リニューアルするにあたって、心機一転、お店の屋号を変更しようと思っていました。「酒のマルケイ」になって約20年、その前は創業以来ずっと「角屋酒店」という名前でした。

たかが屋号、されど屋号。数か月考えましたが、屋号は「覚えやすく、何を売っているのか一目で分かる。」のが一番です。

地元川越に密着して140年間やってきました。これからも地元川越で商売をさせていただくので、「川越」を入れました。「汀」は創業者の名前汀三郎から。最後に「酒を売る」原点に立ち返るという想いを込めて、創業時の「角屋酒店」をいただきました。

川越汀角屋酒店 よろしくお願いします。