ワインや日本酒にニックネームをつけてみる。



このワインどんな味わいだろうと思って、店内のポップを見てみると、〇果実味たっぷり 〇フルーティー 〇ミネラル感が心地よい

とか書いてありますよね。これはワインの表現としては世界で通用する共通言語で、業界ではこの表現で、大体どんなワインなのかが分かるようになっています。でも一般のお客様の立場から考えてみたとき、果たしてこれで良いのかな。という感じがします。

ワインを飲みなれている人には分かるかもしれないけど、そうでもない人にとっては、あまり指針にはなりませんよね。結局はコメントした人の主観に基づくものだから。(だからワインを学ぶとワインの楽しみが拡がると言えるのですが…。)

『黄金の丘で君と転げまわりたいのだ』三浦しをん・岡元麻理恵共著 という本があります。ここでは例えばマルセル・ラピエールのボージョレ・ヌーヴォーをなんと『アリスのウサギ』と表現しています。こういう遊び心良いと思いませんか。この表現方法、マネしたいなーと思っていますが、一流作家の表現力をなかなか簡単にはマネできません。でもやってみたら面白いだろうなー、と思っています。だってどうせ主観に基づくものなのだから、買うときにクスッと笑える方が楽しいと思いませんか。(注:実際にやれるかどうかは別問題です。)


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